10月ですね。
暑さ仕様の身体から今度は朝晩と日中との気温の変化によって、体内時計も乱れやすく、体調不良や気分の落ち込み、集中力低下といった不調も現れやすい時期でもあります。

風邪による不調では、栄養と睡眠をしっかりとる必要がありますが、実はメンタルの不調にも必要な栄養素があります。
①タンパク質
タンパク質は脳内で働くセロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質の材料となり、不足していると、集中力や意欲の低下、気分の不安定などメンタルの不調につながる可能性があります。
②食物繊維
便秘に良いとされていますが、腸と脳は相互に影響しあう『腸脳相関』という関係にあり、腸内環境を良好にすることで、セロトニンなどの神経伝達物質が効率よく作られます。
③鉄
鉄は心を元気にする脳の神経伝達物質の合成に重要な役割を果たしているそうで、不足するとうつ病リスクの上昇であったり、気分の落ち込みを招きやすい傾向があるそうです。
④葉酸
鉄と共に幸せホルモンのセロトニン、やる気ホルモンのドーパミンなどの神経伝達物質の合成に関与しており、不足すると、うつ症状を引き起こしたり、症状を悪化させる原因にもなるといわれています。
では、具体的な摂取方法ですが、
①タンパク質
動物性たんぱく質を効率よく摂取するなら魚がオススメ、植物性なら豆腐や納豆、乳製品ならヨーグルトが良いそうです。

②食物繊維と④葉酸
野菜と海藻類がベストで、海藻と温野菜のサラダだといっぺんに摂れるので好都合です。
③鉄
レバーが王道ですが、苦手な方も多いと思うので、サプリメントの使用も検討していいかなと思います。
因みに、私はルイボスティーと高カカオチョコレートで補っております。
以上のことから、メンタルの不調は気持ちの問題で食事は関係ないと思われがちですが、心だって脳の働きを助けるために栄養は必要なんです。
たかがメンタルと考えず、食事と心の密接な関係を今一度考えてみては如何でしょうか。
<10月営業日>
5日(日)・7日(火)・12日(日)・21日(火)・26日(日)・28日(火)
宜しくお願い致します<(_ _)>