こんにちは☀
三寒四温の時期になってきましたね。この時期は寒暖差が著しい為、自律神経の働きもアンバランスになってしまいます。
更に、環境の変化を迎える方も多くいらっしゃることもあり、季節の変わり目の体調の変化には十分注意いていきましょう!
さて、前回呼吸器感染症について一部取り上げてみましたが、世間では『感染しないこと』ばかり報道されますが、感染の次に怖いのが重症化することです。
ワクチンは流行を収束させる為に必要かもしれませんが、自分の身体を守ってくれるのは『免疫力』です。
免疫力を上げる方法も様々ですが、今回は【肺を鍛えて】免疫力を上げる重症化対策法を取り上げてみようと思います。
ここで、肺を動かすメカニズムですが、肺そのものは膨らんだり萎んだりすることはできません。
肺が収まっている胸郭(胸骨・肋骨・胸椎に囲まれたかご状の骨格の中)周りにある「呼吸筋」が動くことで、胸郭が拡張・収縮し、それにつられて肺も膨張や収縮が出来ます。

当院に来院されている方はご存知だと思いますが、ある程度お身体の状態が良くなってきたら自宅でのセルフケアとして、仰向け立膝の体勢で呼吸を吸う時は鼻からで同時にお腹を凹ませ、吐く時は口を窄めて吐く呼吸法を実践して頂いたと思います。
この呼吸法は、胸式呼吸になりますが肺を鍛えることにも理に適っていると考えます。

では改めて、やり方ですが
①仰向けで立膝、手を伸ばして手のひらを上に向けた状態
②呼吸を吸う時は鼻からで、同時にお腹を凹ませる
③吐く時は口を窄めて吐く(お腹は意識しない)
※吸気(吸う)時は鼻から3~4秒かける 呼気(吐く)時は口窄めて6~8秒かける
他にも色々なやり方がありますが、先ずはこれを毎日1セット(3~5回)実践してみて下さい。
そして、感染しても重症化しにくいカラダを目指し、この時期を乗り越えていきましょう★
<3月営業日>
2日(日)・4日(火)・9日(日)・18日(火)・25日(火)・30日(日)
宜しくお願い致します<(_ _)>